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『人間が楽器を演奏する』―― それが当たり前のはずなのに。
あなたが出会う楽器たちは、 人間のような姿で、人間のように喋り、自分で自分を演奏する。
しかし、彼らはそれぞれ楽器としての『傷』を抱えていた。
あなたとの出逢いが彼らの過去を明らかにし、 彼らの音色は変わっていく。
――未来の鍵を握っているのは、あなた。
製造年月日:1727年12月15日
弦をハンマーで叩くことで音を鳴らす、広い音域と自在な和音が特長の鍵盤楽器。 ピアノの原型を発明したのは、イタリアの楽器製作者クリストフォリ(1655~1731)。 当時は「クラヴィチェンバロ・コル・ピアノ・エ・フォルテ」という名で、 ヨーロッパ各地に普及した。 これを短くつめて「ピアノ」と呼ばれるようになった。
その後、時代の流れと共に様々な改良が加えられた結果、 一台でオーケストラの音域をカバーでき、多様な演奏ができる楽器となった。 現代では「楽器の王様」とも言われる。
弦をハンマーで叩くことで音を鳴らす、 広い音域と自在な和音が特長の鍵盤楽器。 ピアノの原型を発明したのは、 イタリアの楽器製作者クリストフォリ(1655~1731)。 当時は、 「クラヴィチェンバロ・コル・ピアノ・エ・フォルテ」 と、いう名でヨーロッパ各地に普及した。 これを短くつめて「ピアノ」と呼ばれるようになった。
その後、時代の流れと共に様々な改良が加えられた結果、 一台でオーケストラの音域をカバーでき、 多様な演奏ができる楽器となった。 現代では「楽器の王様」とも言われる。
CV:小松昌平
voice
ピアノこそ完璧な楽器だと確信しており、 どんなジャンルも難なく奏でる器用な芸達者。 言動は偉そうだが、人間、特に女性を尊重している。
人間の情と、情があるからこその悲哀、悲劇を見てきた。 惑い苦しむ人間を「愚かだ」と言いながら、 本心では愛しいと思っている。
製造年月日:1690年2月21日
弦を擦って音を出す、擦弦楽器。 ヴァイオリン属(4種)の中で最も小さく、最も高音域を出す。 1500年代にはすでに存在していたと考えられ、 当時から現在のものとほぼ変わらない完成された姿で誕生。
現在では、古いかたちのままのものを「バロックヴァイオリン」、 改良を加えたり、それを真似て新しく作ったものを「モダンヴァイオリン」と呼ぶ。
なお、ストラディバリウスといった名器でも、ほとんどすべてが改良を受けている。
現在では、古いかたちのままのものを 「バロックヴァイオリン」、 改良を加えたり、それを真似て新しく作ったものを 「モダンヴァイオリン」と呼ぶ。
なお、ストラディバリウスといった名器でも、 ほとんどすべてが改良を受けている。
CV:野島裕史
愛称は「ヴィー」。 失われたはずのストラディバリウス。 過去の経験から極度の人間嫌いで、触れられるのも大嫌い。 気位が高くて、簡単にはなびかない。
ヴァイオリンは弾き込まれて音が深くなるが、 彼は人間による演奏を拒否してきたため、 歴史があるわりに経験は浅い。
製造年月日:1945年4月3日
金管と木管の中間の音色を持つ楽器。 管体は金属だが、発音体がシングルリードなため、木管楽器に分類される。
サクソフォーンは、強弱の幅が木管楽器の中でもっとも広い。 また、音色は人間の声に極めて近く、自由に表現しやすい楽器であるため、 ソロ楽器としてジャズの歴史をリードしてきた。
現在、主に使われているのは、音程の高い順に ソプラノ、アルト、テナー、バリトン、バスの5種類で、 クレイはその中の“アルトサクソフォーン”となる。
金管と木管の中間の音色を持つ楽器。 管体は金属だが、発音体がシングルリードなため、 木管楽器に分類される。
サクソフォーンは、強弱の幅が木管楽器の中でもっとも広い。 また、音色は人間の声に極めて近く、 自由に表現しやすい楽器であるため、 ソロ楽器としてジャズの歴史をリードしてきた。
CV:日野聡
明るくて気さくな、面倒見がいい兄貴分。 相手が人でも楽器でも態度を変えない。
人間に対して好意的。力になれることなら喜んで手を貸す。 得意料理はニューヨーク・クラムチャウダー。
製造年月日:1840年8月18日
弦を擦って音を出す、擦弦楽器。 ヴァイオリン属(4種)の中で2番目に大きく、男性の声を思わせる音色が特徴。
17世紀前半までのチェロは、まだ弦の数が定まっておらず、 調弦法も様々で、演奏姿勢も両膝に挟んで弾いていたが、 19世紀後半、現代のチェロのような“エンドピン”で楽器を支えるという方法が一般化。 エンドピンを床に立て、楽器を後ろから抱くようにして演奏する姿から、 楽器本体を女性に例えることもある。
弦を擦って音を出す、擦弦楽器。 ヴァイオリン属(4種)の中で2番目に大きく、 男性の声を思わせる音色が特徴。
17世紀前半までのチェロは、まだ弦の数が定まっておらず、 調弦法も様々で、演奏姿勢も両膝に挟んで弾いていたが、 19世紀後半、現代のチェロのような “エンドピン”で楽器を支えるという方法が一般化。 エンドピンを床に立て、 楽器を後ろから抱くようにして演奏する姿から、 楽器本体を女性に例えることもある。
CV:櫻井孝宏
経験豊富で落ち着きがある。 たくさんのオーナーの手を渡りながら 人の心を癒すために歌い続けてきたが、 今はある事情から音が出せない。
人間が好き。 楽器は「人に寄り添うもの」と思っているので、 人が喜んでくれるとうれしい。
製造年月日:1903年7月12日
オーボエ属に分類されるダブルリードの木管楽器。 オーボエ・ダモーレ(oboe d'amore / 愛のオーボエ)は、 一般的に知られている“オーボエ”と比べ音域が低く、 管の下方:ベルと呼ばれる部分が卵型をしているところが特徴的。
一時廃れたが19世紀にJ.S.バッハの楽曲などを演奏するために復活した。 オーボエ属は、木管楽器の中でも演奏が難しいと言われている。 また、リードは演奏者それぞれで製作しなければならないなど、 他の木管楽器に比べると手間がかかる部分もあるが、 その分、挑戦しがいのある楽器ともいえる。
オーボエ属に分類されるダブルリードの木管楽器。 オーボエ・ダモーレ(oboe d'amore / 愛のオーボエ)は、 一般的に知られている“オーボエ”と比べ音域が低く、 管の下方:ベルと呼ばれる部分が 卵型をしているところが特徴的。
一時廃れたが19世紀にJ.S.バッハの楽曲などを 演奏するために復活した。 オーボエ属は、木管楽器の中でも演奏が難しいと言われている。 また、リードは演奏者それぞれで製作しなければならないなど、 他の木管楽器に比べると手間がかかる部分もあるが、 その分、挑戦しがいのある楽器ともいえる。
CV:豊永利行
手がつけられない気分屋で、自分の気持ちは抑えないタイプ。 女の子が大好きだから口説くし、気が変わるとすぐに手放す。
人間嫌いではないが、 人に演奏を聞かれるのは恥ずかしいから苦手。
小さい頃から楽器が大好きだった。 大学を卒業し、 ずっと夢見ていた祖父の楽器店で これから働けることになった。
好きな食べ物はうな重。